窯詰めのドキドキ
窯詰めは息を止めても心臓が飛び出てしまうかもしれない程ドキドキして緊張します。
呉須象嵌は、なま生地に線彫して絵具(呉須)を入れてから素焼きをします。
それはとても壊れやすいという事です。
重いし、形も持ちにくいしで決死の覚悟です。
ここで壊れてしまった時の心の折れようは凄まじいものがあります。
以前、窯の蓋に軽くぶつけてしまい壊れて窯の中に落下して
粉砕したことがあります。
ここまで5か月制作してきたのです。
ここで壊れるなんて地獄です。
しかしながら、土を変えて作りやすく重さも軽くなったので随分楽になりました。
今日も無事に窯に入ってくれた。良い子。
頑張って焼かれておいで。
0コメント