1400年まえの陶工に会いに行く
古墳ですが。
ここは各務原市の須衛。
「美濃須衛古窯跡群」でもある「天狗谷遺跡」
7世紀の窯跡の残る遺跡。
古窯の下に古墳がある。
公園として整備されていてとても美しい古墳。
古墳時代、ここで作陶していた陶工がこの古墳の埋葬者のような気がして大先輩にお会いする気持ちで訪れた。
奥壁は大きな一枚岩
天井は見る限り2枚
楣石は無いけれど天井岩が楣石の風情を醸しだしている厚みのあるチャート
立派な玄門立柱
大きな石の横壁
ここから先は黄泉の国
石室の中からこんにちは
7世紀のこの窯からは灰釉の掛かった陶器が見つかっている。
ここで土を掘り、形にして、そして焼いていた。
私のやっていることは1400年たってもほぼ同じことをしている。
ここで作陶し窯詰めし焼いていたその陶工たちの片りんを見たくなったのだよね。
なんか窯をみていると陶工の熱量みたいなものが感じられる。
さぁ私もがんばろう!って思えた。
また、来ますね。
0コメント